ChatGPTのプロンプト活用術

ChatGPTへの指示文を「プロンプト」といいます。プロンプトの使い方をマスターすれば，ChatGPTの出力結果も格段に良くなります。文例をコピペして作業効率を上げていきましょう！

ChatGPTは仮想通貨の価格予想ができるのか？

ビジネス

仮想通貨やFXには自動売買ツールが存在します。

これは取引のために設計されたアルゴリズムがチャートを分析し、最適と判断したタイミングで売買してくれるシステムです。

 

ChatGPTにそこまで複雑な要求はできませんが、価格予想くらいはしてくれるんじゃないか…？

 

今回はその試験的なアプローチの結果を報告します。

 

プロンプト入力例

#命令：

・あなたは優秀な仮想通貨アナリストで投資家です。

・以下の制約条件と入力文をもとに、柴犬コインとドージコインのどちらが犬系コインの上位に残ると考えられるか、結論と根拠を述べてください。

・また、柴犬コインとドージコインに関して、信憑性のある今後の価格予想を出力してください。

 

#制約条件：

・柴犬コインとドージコインに関する多くの情報を収集すること

・結論に至るまでに必ず2度、考察と算出を振り返ること

・専門用語はなるべく控え、理解しやすい文言に置き換えること

・結論に至った根拠は箇条書きで書くこと

・今後の価格予想は具体的に「◯年までに◯円」と明記すること

・今後の価格予想はすべてドル（$）で統一すること

 

#入力：

・以下の出力フォーマットに従って、柴犬コインとドージコインに関する分析をおこなってください。

 

#出力：

1.柴犬コイン（SHIB）

・発行時期：

・特徴：

・これまでの価格動向：

・2024年3月26日の価格：

・2025年の価格予想：

・2030年の価格予想：

2.ドージコイン（DOGE）

・発行時期：

・特徴：

・これまでの価格動向：

・2024年3月26日の価格：

・2025年の価格予想：

・2030年の価格予想：

3.結論（SHIB vs DOGE）

4.結論に至った根拠

 

ChatGPTの回答サンプル

私はリアルタイムの市場データや将来の価格予測を直接提供する能力がなく、外部情報へのアクセスも制限されています。しかし、仮想通貨市場の一般的な動向と特性を考慮し、柴犬コイン（SHIB）とドージコイン（DOGE）の分析を行い、どちらが犬系コインの上位に残る可能性が高いかを検討できます。以下は一般的な分析です。

 

1. 柴犬コイン（SHIB）

  • 発行時期：2020年
  • 特徴：
    • Ethereumブロックチェーン上で構築されたERC-20トークン
    • デセントライズされた金融製品とNFTプロジェクトに焦点を当てたエコシステム 
  • これまでの価格動向：
  • 2024年3月26日の価格：予測不可能
  • 2025年の価格予想：予測不可能
  • 2030年の価格予想：予測不可能

 

2. ドージコイン（DOGE）

  • 発行時期：2013年
  • 特徴：
    • 最初の「ミームコイン」として知られる
    • シンプルなピアツーピアのデジタル通貨
  •  これまでの価格動向：
    • 2021年に顕著な価格上昇を経験、特に有名人からの支持を受ける
  • 2024年3月26日の価格：予測不可能
  • 2025年の価格予想：予測不可能
  • 2030年の価格予想：予測不可能

 

3. 結論（SHIB vs DOGE）

現時点でどちらのコインが上位に残るかを確定的に言うことは難しいですが、柴犬コイン（SHIB）が提供するエコシステムの拡張性とデセントライズされた金融製品への焦点が長期的な価値を提供する可能性があります。

 

4. 結論に至った根拠

  • SHIBはエコシステムの多様化に注力している点
  • DOGEは主にその起源とソーシャルメディアでの人気によって価値が決まっている点
  • デセントライズされた金融（DeFi）とNFTは仮想通貨市場で注目されているトレンドであり、SHIBがこれらの領域で活動している点
  • 長期的な投資価値は、技術的な基盤と実用性によって大きく左右されると考えられるため

 

これらの分析に基づき、柴犬コインはドージコインに比べて、将来性において優位に立つ可能性があると推測されます。ただし、仮想通貨市場は非常に不安定であり、未来の価格予想は極めて困難です。

 

Microsoft Bing / COPILOTの回答サンプル

1.柴犬コイン（SHIB）

  • 発行時期：柴犬コインは「Ryoshi」と呼ばれる匿名の開発者が2020年8月に発行した。
  • 特徴：柴犬コインはドージコインを模したミーム通貨で、価格が高騰した実績があります。また、イーサリアムと親和性が高く、分散型取引所「SHIBA SWAP」が存在します。
  • これまでの価格動向：詳細な価格動向については具体的な情報が見つかりませんでした。
  • 2024年3月26日の価格：具体的な価格情報が見つかりませんでした。
  • 2025年の価格予想：一部の暗号専門家によると、柴犬コインの価格は2025年に新しいATHに達する可能性があります。SHIBの最高価格と最低価格は、それぞれ0.0001928ドルと0.00009839ドルです。
  • 2030年の価格予想：AMB cryptoの分析によると、2030年の柴犬の価格は0.00015ドルから0.00023ドルの間であり、SHIBの平均価格は0.00019ドル程度であるべきです。

 

2.ドージコイン（DOGE）

  • 発行時期：ドージコインは2013年12月に当時Adobe社に勤めていたジャクソン・パルマー（Jackson Palmer）と、IBM社のソフトウェア開発者であったビリー・マーカス（Billy Markus）によって開発されました。
  • 特徴：ドージコインは決済スピードが比較的高速で、決済手数料が比較的安価であることが特徴です。また、Reddit内の「DogeMarket」で、チップの代わりとして用いられるなど、ビットコインとは異なる側面があります。
  • これまでの価格動向：詳細な価格動向については具体的な情報が見つかりませんでした。
  • 2024年3月26日の価格：ドージコインの価格は0.5681ドル。
  • 2025年の価格予想：ドージコインの価格は2025年に2.59ドルまたは1.12ドルに達すると予想されています。
  • 2030年の価格予想：ドージコインの価格は2030年に4.70ドルまたは1.45ドルに達すると予想されています。

 

3.結論（SHIB vs DOGE）

現時点では、ドージコインが柴犬コインよりも高い価格を示しています。しかし、将来的には柴犬コインの価格が上昇する可能性があります。それでも、ドージコインの価格予想は柴犬コインのそれよりも高いため、ドージコインが犬系コインの上位に残る可能性が高いと考えられます。

 

4.結論に至った根拠

  • ドージコインは既に広く認知されており、その価格は比較的安定しています。
  • 柴犬コインは新しい通貨であり、その価格はまだ不確定です。
  • 両者の将来の価格予想を見ると、ドージコインの方が高い価格を示しています。
  • しかし、これらの予想はあくまで予想であり、実際の価格は市場の状況によります。したがって、投資は自己責任で行うべきです。

 

まとめ

ChatGPTの最大の弱点は、最新の情報やリアルタイムの情報にアクセスできないことです。

将来的な価格予想に関しては、著名なアナリストや投資家の価格予想を調べてくれるかと期待しましたが、今回はまったく使い物になりませんでした。

 

そこで、今回はマイクロソフトが提供するAIツール「COPILOT（コパイロット）」も併せて使用してみました。

 

COPILOTの方がネット上の情報にアクセスして、比較的信頼性のある結果を出力してくれましたが、まだまだ不十分だと感じます。

 

「投資は自己責任」という言葉があるように、AIに投資の判断を委ねるのは現時点では厳しいようですね！

 

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